ご挨拶
現在、マンモグラフィ検診の死亡率低減効果の議論、不利益である過剰診断およびデンスブレストの問題が盛んに取り上げられている。
さらに、J-STARTの結果を受けて、国内では視触診の撤廃が進められ、超音波検診の導入の準備がなされている。
すなわち、マンモグラフィ検診をすべての女性に行う従来型の検診はすでに崩壊し、リスクに合わせた『個別化検診』が具体的に議論され始めている。
しかし、乳房超音波の検査を施行出来る技師の確保やレベルを保つ為の教育は、まだまだ不十分であるのが現状です。
我々は、『自動超音波』に関して長年にわたり携わり、その最も有用な特徴が『教育ツール』であると確信しています。今後,『自動超音波』に関する診療で得られたデータベースを用いながら、乳房超音波検査を施行する技師向けの勉強会を継続して行きたいと考えています。
責任者
戸﨑 光宏
・相良病院 放射線科部長
・昭和大学医学部放射線医学講座 放射線科学部門 客員教授
【第1回】個別化検診の最新動向、自動超音波の画像を読み解く
2017年10月18日㈬ 18:30~20:30 詳しくはこちら